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居心地の悪い場所に自分を投げ入れろ!

2011.6.28 15:46 タケ

こんにちは、タケです。

蒸し暑さも増して、段々と夏が近づいていることを肌で感じる
今日この頃です。

我が家ではなるべくエアコンを使わず、自然換気と扇風機で我慢し
ていましたが、風のない日などはやはりエアコンの力に頼ってしま
いますね。

先日は扇風機だけで頑張って仕事をしていると、パソコンの方が
おかしくなってしまいました。。

う~ん、今年の夏はどうなってしまうんでしょうか。

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本日のメニュー

■1.ダイエットが成功しない本当の理由
■2.居心地の悪い場所に自分を投げ入れろ!
■3.対談音声の感想

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■1.ダイエットが成功しない本当の理由

人間生きているとどうしても、楽な方、楽な方に進んでしまいますよね。

勉強しようと思ってもなかなかテレビから離れられなかったり、
宿題を済ませてから遊ぼうと思っても、結局いつものようにギリギリ
にならないとはじめない…。

こんな小中学校時代を過ごした方もたくさんいると思います。

大人になってからはどうでしょか?

何とか楽に仕事を済まそうとしたり、やらなきゃいけないことを
わかっていながら後回しにしたり。。

結局子どもの時と大して変わっていなかったりします(笑)
何とか楽をしようとするのです。

でもこれは仕方のないことなのです。

人間の脳は「快楽」を優先するようにインプットされているのです。
これは我々祖先が生存していくために必要なことだったようです。

例えば、生きるか死ぬか、食うか食われるかの時代には、食べ物が
あるうちに全部食べてしまわなければ、次にいつ食べられるかわか
りませんでした。

だから目の前に栄養価の高い食べ物があると「食い尽くせ!」と
指令が出るのです。

なかなかダイエットが成功しないのも、そんなプログラムが脳に
刻まれているからなのです。

私もついついやってしまいます。

ポテチの袋を開けたら最後まで食べきらないと気が済まないのです(笑)

あとで胃がもたれると知っていながらも、やってしまうのです(汗)

そんな原始人の快楽を求める欲望が、実は我々の脳の奥深く(潜在
意識)には、今もしっかりと刻まれているんです。

オシャレな服に身を包み、手にはiPhoneを持ち器用に画面を操る。
一見すると私たちは原始人と比べると高度に進化して来たように
思います。

でも中身はそれほど変わっていないのです。

外敵から身を守る時も一緒です。

猛獣や他の部族などの敵の気配を感じると、人間の体は逃げる準備
や戦う準備を始めます。

武器をつかんだ時に手が滑らないように手のひらに汗が出てきます。

瞬発力を上げるために、心臓がより多くの血液を体中に送り始めます。

外敵に集中するために他の雑音が入らなくなり、視界も狭められます。

そして一気に逃げるor戦うという行動を起すのです。

現代はどうでしょか?

日常生活を送っていてトラやヒョウ、オオカミに襲われることは
ありますか?

ないですよね。

隣の町内会の人が武装して襲ってくることもありません(笑)。

では、現代の私たちが感じる敵や恐怖の対象は何でしょうか?

それは「他人」なのです。

人から注目されたり評価される状況。

慣れない人と過ごす時間。

上司や好きな異性など影響力のある人と接する時。

これらの状況になると祖先が感じていた時と同じ体の反応が出るのです。

手に汗をかいたり、心臓がバクバクしたり、赤面したり、頭が真っ
白になったりするのです

緊張する時に出る反応は元々は外敵からの「防御反応」なのです。

でも私たちは逆に考えていますよね。

緊張する時の反応は「異常反応」だと。

「どうしてドキドキするんだろう?」

「赤面なんかしないで!」

「汗が止まらない!」

でもこれらは異常ではなく体が「正常」に働いている証拠なんです。

■2.居心地の悪い場所に自分を投げ入れろ!

このように防御反応が出てしまうと、私たちはさらにその状況に
ならないようにします。

原始人が危険と感じる場所には近寄らないようにするのと一緒ですね。

でもこのままだと本能に操られたままです。

何も進化は望めません。

怖いものを避け、楽なこと楽しいことのみを実践する。

人や社会に文句ばかり言って、自分はテレビの前で寝転んで
お笑い番組を見ながらポテチをほお張る。

そんな何の進化もしない生活をあなたが望んでいるなら話は別ですが、

もしあなたにやりたいことや挑戦したいことがあったり、生きがい
を持ったもっと充実した人生を歩みたいと思っているなら

本能の存在を知り、そこから抜け出さなければいけません。

現在人にはもう、原始人の「防御反応」は必要ないのです。

上司は襲って来ません。
あなたの発表を聞いている人はあなたを傷つけません。
初めて会った人はあなたに噛み付いたりしません。

当たり前ですよね。

でもこんなに当たり前のことでも、脳はそうは思っていないのです。

常に「ここは危険だ!今すぐ逃げろ!!」と指令を出して来るのです。

ではその指令を解除できないのでしょか?

例えば赤ちゃんを例に考えてみましょう。

人見知りして臆病な子ども。
初対面の人の前だとママの後ろに隠れてしまうかも知れません。

でも毎日頻繁に会う人、一緒に遊んでくれる人、お菓子をくれる人
などには次第に恐怖心を抱かなくなり、笑顔でいられるように
なります。

はじめは「この人」=「知らない人」、「この人」=「怖い人」
だったのが、回数を重ねるうちに

「この人」=「知ってる人」、「この人」=「優しい人」
というように認識が変わって脳が危険信号を出さなくなったのです。

では大人はどうでしょうか。

たまにしか危険な状況にならなければ、いつまでたってもそれは
危険なままです。

でも、もし頻繁(ひんぱん)にそんな場所に行ったらどうでしょうか?

最初は「危険な場所」と判断して逃げたくなるかもしれませんが、
次第に「ああ、ここはそんなに危険な場所じゃないんだ!」と
思えるようになってきます。

そのためには子どもがお菓子をもらって心を開いたように、危険な
場所に果敢に挑戦て行った自分を褒めてご褒美をあげることも大切
です。

そして危険な場所が危険だと感じられなくなったら、あなたがそれ
だけ成長したと言う証しになるのです。

誰にとっても居心地の悪い場所や状況はあります。

・慣れない会合や集会、セミナー
・初めてのチャレンジ、新しい習い事
・初対面の人がたくさんいる場所
・人前で話さなければいけない状況
・自分より年上の人や優秀な人の集まり
・今の自分の能力では対処できないかもしれない状況

あなたの本能が「ここは危険だ!」と知らせているのが、
「居心地の悪さ」に表れるのです。

でもその居心地の悪い場所に自分をあえて投げ入れることで、あな
たは自分を一回りも二回りも進化させることができるのです。

居心地の悪い場所に自分を投げ入れる勇気と行動力によって、現代
の我々には必要のない「危険回避反応」を解除することができるの
です。

今のあなたがあなたのままなのは、もしかすると自分を甘やかせ
過ぎているせいかもしれませんよ!

時には厳しく、自分を居心地の悪い場所に投げ入れましょう!

かわいい我が子を崖から突き落とすライオンのように、
それが真の自分への愛情なのです。

■3.対談音声の感想

赤面症の対談音声の感想をアップしました。

・「今この瞬間から未来が人生だ」という言葉はすごく心に響きました!

・この対談音声を聞いて赤面症の悩みが軽くなりました。

・悩んで、やりたいことを諦めているなんてもったいないと思える
 ようになりました!

など感想を頂いています。

まだお聞きいただいていない方は是非お聞き下さい。

≪対談音声プレゼント≫

先日人見知り克服のブログを主催している三宅さんから赤面症に
関するインタビューを受けました。

・赤面症と赤面症ではない人のたった一つの違いとは?
・「赤面症を治してはいけない!?」の意味とは?
・周りの人はホントのところ自分の赤面をどう思っているのか?
・今日から出来る赤面症対策とは?
・積極的に行動するため唯一の方法とは?
・ネガティブな人ほど成功できる「ネガティブ成功理論」とは?
・人生をより良くするための考えとは?

など、約1時間に渡ってお話しました。

是非お聞き下さい。

http://info.1sekimen.com/index.php?go=agfB71

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■編集後記
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妻のお父さんが4月で還暦を迎え、会社を定年退職したので、
週末にかけてみんなでグアムに還暦祝い旅行に行って来ました。

南国はやはり海がきれいですね!

背の立つ深さのところでもたくさんの魚がいて、とてもきれいで
癒されました。

6歳の息子もシュノーケリングに慣れたようでひたすら魚を見て
興奮していました。

それにしても我が子ながらこんなに小さいときから海外に行けて
いいなぁ~と思ってしまいました。

私の初海外は新婚旅行の時だったと言うのに(笑)

生まれ育った北海道を初めて出たのだって中学の修学旅行の時で
すからね。

しかも行き先は目と鼻の先の青森でした(笑)

お父さんとお母さんも南国を満喫できたようでしたので良かったな
と思っています。

また行きたいですね!!


>>次の記事を読む(「自己満足」は天使?悪魔!?)



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