赤面症の手術について

赤面する状態というのは一種の緊張状態です。緊張状態では交感神経が活発になります。

ですから緊張時に働く交換神経に手を加えてしまおうという考えが、『交感神経の遮断』という手術です。

ただこの交感神経の遮断手術は、元々は多汗症の治療方法です。必要以上に汗が出るのも、緊張して交換神経が活発になっている状態ですので、顔につながる交感神経を切断することで、顔の汗を抑えるというものです。

ですから一般に赤面症の手術でも多汗症の手術と同様、『交感神経の遮断』が行われるのです。

どんな手術をするのかというと、簡単に言うと胸より上に行っている神経をレーザーでバッサリ切ってしまうのです。そうすることで顔、頭などには極端に汗をかかなくなるようです。

手術方法は脇から胸腔(きょうこう)内に3ミリの孔(あな)をあけて内視鏡を挿入し、レーザーを別の孔に入れて脊椎の横にある第III・IV神経節を焼き切る胸腔鏡下交感神経遮断術と言うものが一般的のようです。

ですが、個人差はあるようですが必ず合併症が出るそうです。

それは代償性発汗と呼ばれるものです。

手術では交感神経を意図的に遮断するわけですから、本来顔や頭に汗をかいて体温調節していた調節機構を強制的に破壊し、体の一部の汗を止めるため、それを補うように他の部位から代わりに汗が出てしまう事があるそうです。

その汗の量も個人差がありますが、チョット湿度や室温が高いと、特にお腹、背中、太ももなどに多量の汗をかき、すぐに下着がびしょ濡れになってしまう人もいるようです。

そして、この汗が気になって仕事が出来ない、と言った新たな悩みが出て
しまうケースも報告されているようです。

ですから、手術すれば悩みがすべて解決すると言うものでもないということを頭に入れておかなければいけません。

一方、私が推奨している克服方法は、あなたのメンタル的な部分をプラスへ持って行くことと、誰もが持っている自己治癒力を利用して赤面症を治そうというものです。

手術は、交感神経が異常に興奮したときにその影響が顔面へ届かないように
する、と言う対処療法的なものですが、私が推奨する方法は『交感神経を異常興奮しない状態にする』と言う根本的な方法なのです。
ですからもちろん副作用などありません。


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