赤面恐怖症と赤面症
赤面恐怖症と赤面症の違い
赤面症とは「他人に見られる」という状況での不安や緊張のせいで顔が赤くなることを言います。
では、赤面恐怖症とはどういった症状なのでしょうか?
いったん赤面症になってしまうと今度は「他人に見られること」を想像しただけで顔が赤くなってしまうことがあります。
さらに「また顔が赤くなるのではないか」という強い不安が襲い、そのような状況に置かれること自体に恐怖心を抱くようになってしまいます。
これが、「赤面恐怖症」です。
赤面恐怖症の人が一番怖れていること、それは顔が赤くなっているのを周りの人に気づかれてしまうことです。
そのため極力赤面する状況を避けようとしてしまうこともあるのです。
このような行動をくり返していくうちに積極性が失われ、さらに自己評価が低くなり、赤面恐怖症の症状がいっそう進行してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。