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自己紹介が苦手な人へ

2011.4.11 タケ

このたびの東日本大震災の被害に遭われた皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。

読者の皆様にお変わりはありませんでしょうか?

私の住む埼玉でもまだ余震が続いている状態です。

ただ、ご家族やお住まいを失った被災地の方や避難生活を余儀なく
されている方に比べたら、全く問題視するレベルではありまえせん。

この未曾有の災害から必ずや我々日本人は復活すると信じています。


■自己紹介が苦手な人へ

新学期、新年度を迎えました。

新たな環境、新たな人前で自己紹介をする機会が増える時期ですよね。

赤面症の人は自分のことを話すのが苦手です。

ですから「自己紹介なんてもっての他!」と思っている人も少なく
ないと思います。

では自己紹介をうまくこなせる方法ってないのでしょうか?

今日は自己紹介をすんなりこなすポイントを少しだけお伝えします。

まずはじめに知ってもらいたいのが、

「人前で話すことはみんな苦手だ」と言うことです。

実は心配なのはあなただけではないのです。

では、どうして私たちは人前が苦手なのでしょうか?

それは我々の本能に関係があるのです。

人間がまだ野山を駆け巡っていた頃、外敵から身を守る必要があり
ました。

そのために外敵の視線をいち早く感じ取り、危険信号を出さなけれ
ばいけませんでした。

ですから人間の遺伝子には、多くの目や鋭い視線を感じた時には
体が緊張して身構えるようにインプットされているのです。

要は本能が危険信号を出しているようなものなのです。

この現象のなごりが「人前での緊張」ということです。

ですからその意識を抑えるためには

「緊張するのは自分だけじゃない」と知ること

「見ているみんなは敵じゃない」と知ること

この2つが大切です。

次に大切なのが、

「自己紹介がうまく行こうが行くまいが関係ない」と知ることです。

自己紹介をする場面では、程度の違いこそあれ、

実はみんな緊張しています。

自分の番が来るまでは「何を言おうか!?」ということで
頭の中がいっぱいです。

ですから他人の自己紹介なんてきちんと聞いていません。

みんなが自分に注目している!

と思ってしまうのは実は間違いなんですね。

みんな自分を見てはいますが、話はうわの空で聞いています。

自分の発表が終わった人でもホッとしてうわの空だったりします。

ですから必要以上にみんなの意識を自分に集中しないようにしましょう。

次にテクニック編です。

・例え赤面しても笑顔を忘れないこと
・あわてずに大きな声でゆっくり話すこと
・何を話すか事前に準備をして十分に練習すること

以上が大切です。

人間は緊張すると自然と顔がこわばります。

実は笑顔には心をリラックスさせる効果があるのです。
笑うことが健康に良いとかうつ病に効くとか聞いたことはありませんか?
これは本当です。

笑顔のときに口角筋を使うことがよいのです。

次に、大きな声でゆっくり話すことも大切です。

自信がないと声が小さくなってしまいます。
また、焦ると早口になってしまいます。

小さな声でしかも早口でしゃべると、その自信のなさと焦りを自分
が認識して、余計緊張してしまいます。

ですから恥ずかしいけど大きな声で「ゆっくり過ぎるかな?」と
思うくらいがちょうどよいスピードです。

最後に準備と練習です。

自己紹介の緊張を助長するのが
「何を話しら良いのか?」と言う不安です。

でもすでに言うことが決まっていて、何度も練習をくり返していた
らどうでしょうか?

「コレだけ練習したんだから、本番でとちっても悔いはない!」

と言うレベルまで練習を重ねれば自信も沸いてきます。

自分が本当に自己紹介がイヤでしかたがないという人は
しっかり練習してみましょう。

当たり前ですが、今までより確実にうまくいきます。

是非チャレンジしてみて下さい。


◆◇まとめ

自己紹介のコツ

・「緊張するのは自分だけじゃない」と知ること
・「見ているみんなは敵じゃない」と知ること
・「自己紹介がうまく行こうが行くまいが関係ない」と知ること
・ 例え赤面しても笑顔を忘れないこと
・ あわてずに大きな声でゆっくり話すこと
・ 何を話すか事前に準備をして十分に練習すること



■オススメの本

新年度、新学期が始まり、今までにない環境での新たな挑戦や
ステップアップを図ろうとしている人も多いと思います。

でも新たな一歩を踏み出すと必ず出現するのが「壁」です。

自分の実力のなさを思い知ったり、
他人がスゴく見えたり、
思いも寄らない批判を受けたりと

人生においてはさまざまな壁が立ちはだかります。

高い壁を目の前にしてしまうと、せっかく今まで高かったテンション
も一気に下がってしまいます。

そしていつものように

「自分はやっぱりダメかも‥」と弱気になってしまいます。

でももしそんな思いを一瞬のうちに

「イヤ!私はダメじゃない!うまく行くかもっ!」

そう切り替えられたら力強くありませんか?

今日ご紹介する本はそんな弱気な「かも‥」を、
強気の「かもっ!」に変える本です。

自分の未来に不安を感じたら是非「かもの法則」を使ってみましょう!

『かもの法則~脳を変える究極の理論』
http://j.mp/efWxfw


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■編集後記
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テレビで震災報道を目にした被災地以外にお住まいの方の中には

『自分には一体何が出来るんだろうか!?』

と考えた人も多いのではないでしょうか?

ボランティアをしよう!
寄付をしよう!
節電しよう!
風評被害に苦しむ地区の野菜を買おう!

どれもとても素晴らしいことです。

その反面、テレビで多くの寄付金をする有名人の姿や、現地に足を
運んでボランティア活動をする人の姿を見て、

「スゴイなぁ‥自分にはそんな力もないし、出来るこなんてないや」
と思っている人もいるかも知れません。

でも一番大切なのは、今の自分の出来ることや今目の前にあること
に一生懸命取り組むことではないかと思います。

この震災で日本は戦後最大の危機におちいったと言われています。
今年から数年間は日本経済は間違いなく落ち込みます。

でも我々日本人は終戦後の焼け野原から見事立ち直りました!

終戦後に私達の親、祖父母達は復興のために何をやってきたの
でしょうか?

それはひたすらその時その時に自分に出来ることに精一杯取り組んで
来た!ということではないでしょか。

何も背伸びする必要はありません。

あなたが学生なら本業の勉強をがんばる!
それが必ずや未来の日本のためになります。

あなたが会社員なら自分の仕事をトコトンやり抜く!
それが日本経済の底力になります。

あなたが商売人なら今まで以上に喜ばれる商品を作り、たくさん
の人に買ってもらう。
利益が増えれば税金も増え、日本経済を支えます。

日本ががんばると言うことは、日本人一人一人が自分の力を出し切る
と言うことだと思います。

もちろんボランティアや寄付も大切です。
でもその前に今の自分に与えられたことを精一杯やること。

それが日本復興への第一の足がかりになると私は信じています。

小さな小さな一歩かもしれませんが、その一歩が1億2千万
集まればとてつもない一歩になると思います。

私も今の自分に出来ることをがんばります!

ですからあなたも、今のあなたに与えられたことに集中して
がんばりましょう!

「がんばろうニッポン!」

「がんばろうオレ!君!みんな!」


>>次の記事を読む(赤面症を引き起こす4つの不安とは?)



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