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自分の中に毒を持て！
2011.1.25 タケ
１月も残りわずか、今年はどんな1年にしたいですか？
私にとって今年は４０歳を迎える前厄の年。
ですので、まずは健康第一が目標です。
去年ひざの故障で中断していたジョギングを再開しようかなと思っています。
■自分を崖から突き落とせるか！
月給5万円の一番辛いときに出会った本。
「挑戦した不成功者になれ！」
これなら自分にもできる、そう勇気が沸きました。
by オードリー若林
こんな帯のついた本があります。
私の大好きな、とってもすばらしい本です。
この本、昨年末会員さんに向けて「年末年始の推薦図書」ということで紹介させていただきました。
そして早速この本を読んでくださった方からメールをいただきましたのでご紹介します。
○○○○の本も読んでいますが、すごい！
頭をガツーンとやられた感じです。
ただの変わった芸術家だとしか思っていませんでしたが、
すばらしい考え方ですよね。私もいい本と出逢えました。
ちょうど娘が大学受験に対して考えていることと、私たち親が考え
てる事が違っていて、よく衝突していたのですが、安全な道を進ま
せようとしていた私たちより、あえて危険でも挑戦したい娘を、た
とえ失敗しても失うより得るものがあるとわかり、応援する気持ち
になれました。
１冊の本でこんなに考え方が変われるってすごいですよね！
本の力ももちろんありますが、それを素直に受け取れるってことも素敵です。
「１冊の本が人生を変える」ということは本当にあるんですよね。
今回もご両親の考えが変わったことで、娘さんの人生が変わった可能性もありますよね。
私にも人生を変えてくれた本が何冊かあります。
この本もその１冊です。
ではこの本、いったい誰の本なんでしょうか？
答えは、岡本太郎氏です。
大阪万博のシンボル「太陽の塔」
「芸術は爆発だっ！」の発言でおなじみの故岡本太郎氏。
２０代の方は知らないかも知れませんが、日本を代表する芸術家の一人だった方です。
私の目からは、一見「変人」のように見えた岡本氏ですが（失敬！）
実はとってもすごい人です。
この本を読んでいるとその凄さが伝わってきます。
この本、何と言うんでしょうか。
頭を稲妻で打たれたような。
心を矢で打ち抜かれたような。
それでいて晴れ晴れとした。
そんな不思議で強烈な本です。
人生の岐路に立っている方。
自分の殻から抜け出せない方。
悩みごとで息が詰まりそうな方。
すべての方に読んでもらいたい！
そう純粋に思います。
ちょっとだけ本の中身をご紹介します。
ほんとうに生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、
自分自身と闘って、運命をきりひらいていくことなんだ。
それなのに、ぶつかる前からきめこんでしまうのは、もうその段階
で、自分の存在を失っている証拠じゃないか。
人間は自分をきつい条件のなかに追い込んだときに、初めて意思の
強弱が出てくる。この点を実に多くの人がカン違いしている。
たとえば、画家にしても才能があるから絵を描いているんだろうと
か、情熱があるから行動できるんだとか人はいうが、そうじゃない。
逆に。何かやろうと決意するから意思もエネルギーもふき出してく
る。何も行動しないでいては意思なんてものはありゃしない。
自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
それだけでいいんだ。
また、それしかないんだ。
日常のなかで、これはイヤだな、ちょっと変だなと思ったら、そう
ではない方向に、パッと身をひらいて、一歩でも、半歩でも前に自
分を投げ出してみる。出発点はいま、この瞬間からだ。
この文章に情熱を感じたあなた！
きっと何かが見つかります。
あなたの中に眠っている答えが、太郎氏の情熱であぶり出されるはずです。
「自分の中に毒を持て」岡本太郎
http://03auto.biz/clk/archives/msulyg.html
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■編集後記
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今日は本をご紹介しました。
あなたに読んでもらいたい本があれば今後も随時ご紹介しますね。
カリスママーケッターの神田昌典さんはこう言っています。
３つの出会いが人生を変えるといわれています。
ひとつは、本との出会い。
ふたつは、人との出会い。
そして３つは、ＣＤとの出会いです。
今年はあなたの人生を変える出会いを提供できたらなと思っています！