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暖房と赤面
2006.6.23 タケ
◆◇暖房と赤面
最近よく
『暖房のよく効いた部屋に入ると顔が赤くなるのですが、これも赤面症でしょうか?ノウハウを読めば治るのでしょうか?』
と言う質問を頂きます。
もし普段、人と話をするときや恥ずかしいときには赤面せず、こう言った急激な気温の変化が起きた場合にのみ赤面する場合は赤面症ではないと考えています。
赤面症の一番の問題点は赤面恐怖症です。
普通の人では赤面しようもない場所、場面で赤面してしまうため赤面するのを恐れてしまいます。
そのため、
- 人と話せない
- 集団に加われない
- 電車に乗れない
- 自分を表現できない
など自分の行動が抑制され日常生活にまで支障を来たしてしまいます。
では話を元に戻しましょう。
- 真冬の寒い屋外から急に暖房の効いた部屋に入る。
- 体育の授業でマラソンをする。
- お風呂に長くつかる。
- 逆立ちをする
こう言った状況で顔が赤くなる人って多いですよね?
でもこれ、当たり前です。
異常でも何でもありません。
血流が良くなる為に起きる現象ですからね。
死人は顔が真っ白になりますよね。
でも生きていると血がめぐっているので、顔色がピンク色になります。
さらに血のめぐりが良くなると赤くなるのです。
人間はそう出来ています。
ただ体質って言うのもあると思います。
暖房のガンガン効いた部屋にいても顔色一つ変えない人もいますからね。
ですからこのような状況で赤面してもそんなに深刻に考える必要はありません。
だって赤面する理由がはっきりしているわけですから。
『熱くて血流が良くなった』だけです。
ですから、友達なんかに『顔真っ赤だよ!?』って言われても
あなたは、あらそう!って感じで、
『なんかこの部屋暑くない?私、暑いとすぐに顔が火照(ほて)っちゃうんだよね』と言えば良いと思います。
私も赤面症の症状は改善しましたが、こう言った暑い時には未だに赤面しますよ。
でも、全然気にしていません。ただ単に「暑いから赤くなるだけ」ですからね。
あなたのも赤くなることに気を取られないで下さいね。
◆◇編集後記
この暖房の質問ですが、先日も中学生の方から
『僕はお風呂から出たときお母さんに顔が赤いと言われました!コレは赤面症なんでしょうか?タケさんのサイトを見ると赤面症って深刻な問題なんですね!』
というメールを頂きました。
う~んコレちょっと違います。
何度も言いますが、顔が赤くなることは深刻でもなんでもないんです。
もしあなたが顔が赤くなることで日常生活に支障を来たしているとしたら
それはあなたにとって深刻な問題ですよね。
「顔が赤くなること=悪いこと」と決め付けないようにしましょう。
自分に自信を持ち、赤面症に負けない強い心を持ちましょう!
あなたなら、きっとできますよ!!
◆◇役立つノウハウ