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悩むことは悪いことじゃない

2007.6.20タケ

◆◇悩むことは悪いことじゃない!

人はなぜ悩むのでしょうか?

私が悩んでいるときの状態を自己分析してみました。

まず、どうして悩むのか?

例えば、常に「別にどうでもいいや」と投げやりな気持ちだったら悩みますか?

おそらく悩みませんよね。だってどうでもいいんですから。

では悩む時にはどう思っているのでしょうか?

おそらくその事に対して『何とかしたい!このままじゃダメだ!』

そう思うから悩むのだと思います。

ではどうして「何とかしたい!」という本来は前向きな思いが、悩みへと変化して行くのでしょうか?

その原因は「ギャップ」です。

理想の自分と現実の自分のギャップを強く感じたときに悩んでしまうのです。

そしてそのギャップが大きければ大きいほど、悩みは深くなります。



例えば、受験生

「早稲田に入りたい!」と言う願望があるとします。

この場合は理想の自分は早稲田大学生の自分。

その理想の自分になるための今現在の受験生としての理想の自分は、

「模試で早稲田合格率90%以上になる!」という状態です。

でも、先日の模試の結果が合格率10%以下だったらどうなりますか?

理想の自分と今の自分のギャップを強く感じてしまいますよね。

そして、「ヤバイ‥」「自分はダメだ‥」と悩むわけです。



赤面症でも一緒です。

みんなの前で顔色一つ変えないで、堂々と発言する自分が理想です。

でも、今の自分は全然違う‥。

このように悩んでいる人と言うのは、
自分の中に理想の自分がいるから、悩むわけです。

理想も何もなく、ただぼんやり毎日を過ごしている人は「理想の自分像」なんて考えもしませんから、ギャップも存在しない。

だから悩まないわけです。

ですから、悩むことは優れている人間、向上心のある人間の証(あかし)なんです!

『自分はダメなんじゃないのか?』

そう思えるあなたは、そう思った時点でダメじゃないんです。

世の中の大半の人は、そんな自分を疑うことすらしないわけですから。

大丈夫!あなたには向上する素質が十分に備わっていますから!!



◆◇お客様の声

今日は今週頂いたメールをご紹介しますね♪

お客様の声は私のエネルギー源です!

~~~~ここから~~~~

タケ さま

始めまして、○○○です。
36歳、既婚 子供が二人います。

思いおこすと、コレが始まったのは、中学2年の頃でした。
先生に あてられ 頭が真っ白になり、まわりの視線が
とても 気になり・・・ これがきっかけだったように思われます。

あれから、20年余り 社会人になり いい所にも就職が決まり
2年位たって、会社で 勉強会が 始まるようになると
絶えられない位、赤面がつらくて 退社。

また次の会社へ~
ここでも、5年くらいして 定時後に会議が定期的に行われるようになり
それが、苦で また 退社。

次の会社は、会社を選ぶことから慎重になり 少人数の会社に就職。
ここでは、長く勤めることができました。

でも、結婚が決まり退社。

しばらくは、子育てで 家にいることが多くなりました。
しかし、今度は避けては通れない道にきてしまったのです。

保育園や学校。
必ず、まわってくる役員。常にママさんや先生との交流

あの本を、一通り 読ませていただきました。
一番最初に思ったのは、私と同じような人がいるんだ!
そして、おっしゃる通り、無意味なものの考え方を常にしてしまっている自分がいたんだ!

何だか、一歩先に進めた気持ちがします。

ありがとうございました。

~~~~ここまで~~~~

Kさん!メールありがとうございました!

これからも頑張ってくださいね!

「無意味なものの考え方」という表現が出ました。

どんな考え方が「無意味」かというと、

例えば、

・私はダメだ
・私には出来ない
・私は人前が苦手だ
・みんなが私を見ている
・みんなが私をダメな人間だと思っている
・誰も自分を評価していない

という断定表現が代表例です。

赤面症の自分は自分の要素の一部分ですのでそれを
自分のすべてにしてしまうことはおかしいのです。

また「みんなが○○だ!」という考え方もおかしいです。

本当にみんななのか?自分が勝手に決めつけているだけなんじゃないのか?と自分に質問してみましょう。

多くの悩みは実は自分自身で作り出している場合がほとんどです。

まずはそんな考えに気がつきましょう!



◆◇あなたの人生を変えます!

赤面症を治す方法



◆◇今日のポイント!

1.悩むことは成長の前ぶれ!

人は悩むから成長し、悩めるあなたは素晴らしい!

2.お客様の声から

『無意味なものの考え方』を知らず知らずのうちにしている。
まずはその事に気がつきましょう。

そして客観的に自分を見つめられると、赤面症の悪循環を断ち切れます!

>>次の記事を読む(自意識過剰になっていませんか?)


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