あなたの悩みはすべて「妄想」!?

■すべての悩みは妄想!?

人生を送る上で、私たちはさまざまなことで悩みます。

しかし、

その悩みのほとんどが実は「妄想」だ

ということはご存知ですか?

「そんなわけないじゃないか!」
「実際に辛いんだから、妄想なんかじゃない!」
「現実問題だ!」

そう反論したくなるかもしれません。

でも、本当に妄想なのです。

どういうことか?

例えば、あがり症の人って多いですよね。
以前の私も極度のあがり症でした。

人前に出ると緊張して心臓はバクバク。。
声が震え手脚もガクガク。。
話もシドロモドロになってしまい、
頭の中は真っ白。。

でも周りの人を見ると、
みんな上手に話している。

そして緊張しまくる自分が情けなく、
自信を失っていく。

その結果、余計に人前が苦手になり、
仕事自体も苦痛になってしまう。。

実はそんな悩みを抱えている方も
少なくないのです。

ではこのケースでは、どの部分が「妄想」で
どの部分が「現実」なのでしょうか?

■「妄想」と「現実」のハザマ

例えば、来週の会議で発表することになったとします。

その過程で自分に起きる「現象」を妄想か現実かで
区分して行きたいと思います。

まず、自分が会議で話すことが決まった時点から
不安で頭が支配されてしまいます。

「うまく話せるかな?」(妄想)
「失敗したらどうしよう?」(妄想)
「できない奴って思われるかも…」(妄想)
「からかわれるかも…」(妄想)

そんな不安が頭の中を駆け巡ります。

これらの不安はすべて想像の産物です。

まだ起きぬ未来をイメージしているので
現実はなく、明らかに妄想です。

そして、そんな不安に襲われると、

心がどんよりと重くなったり、(現実)
胸がモヤモヤしたり、(現実)
胃がキリキリしたり(現実)

する場合もあります。

これは実際に身体に起きている「反応」ですから
「現実」と言えます。

そして迎えた会議の当日。

前を見ると大勢の人が目の前にいる。(現実)
緊張で胸がドキドキして、(現実)
手も震え始め、(現実)
声もうわずる。(現実)

「わ~こんなに震えたら変な奴って思われる」(妄想)
「コイツ丈夫かよ!って哀れな目でみんなが見ている」(妄想)

そんな状況に耐えられなくなり、
逃げ出したい気分になります。(妄想の妄想)

妄想は言葉を変えると、

・解釈
・認識
・意味づけ
・価値判断
・憶測
・思い込み

…という言葉でも言い表せます。

実際に目の前に人が存在しているのも、
ドキドキする身体反応も「現実」ですが、

他人が自分を見て「変な奴」と思うかどうかは
その人に聞かなければわかりません。

震えている本人は震えを認識していても
気づいていない人も結構いるかもしれません。

哀れな目でみんなが見ている、というのも
みんなが皆んなそう見ているとは限りません。

第一これも本人に確認してみなければ
どう思っているかはわかりません。

自分の発表など上の空で、実は週末のデートの
ことを考えている人もいるかもしれません。

また、

「そんな状況に耐えられなくなり、
逃げ出したい気分になる。」(妄想の妄想)

というのはどういうことかというと、

「変な奴と思われる」
「哀れな目で見られる」

という妄想が材料になって、

そんな風に思われるのは嫌だ、
そんな目でみられるのは耐えられない…

と「認識」しているのです。

自分の妄想からまた違う妄想を生み出している

ということなのです。

ですから、「妄想の妄想」なのです。

そして、なんとか会議が終了。

「ご苦労さん!オマエ随分緊張していたな(笑)」
と上司から微笑まれる。(現実)

「上司にも笑われた。大失敗だ。もうダメだ。。」(妄想)
「やっぱり自分はデキない人間なんだ」(妄想の妄想)

と落ち込んでしまいます。

これも、もう解説しなくてもわかりますよね。

他人の言動という「現実」を独自に解釈しているから
妄想です。

さて、これまでの流れで「現実」と「妄想」の
違いはなんとなくわかりましたか?

「現実」というのは、
そこに何の価値判断も下さない、
ありのままの状態です。

「妄想」とは、
現実を自分独自に解釈をして生み出した、
偏った思考や結論です。

ですから、この一連の出来事の「現実」だけを
ピックアップするとこうなります。

・心がどんよりと重くなる(現実)
・胸がモヤモヤする(現実)
・胃がキリキリする(現実)

・大勢の人が目の前にいる(現実)
・胸がドキドキする(現実)
・手が震える(現実)

・上司に声をかけられ微笑まれる(現実)

これらの現実は、

・自分の身体反応
・周りの状況
・人の存在や言動

これだけです。

これを3つの要素で表現すると、

1.目で見たこと
2.耳で聞いたこと
3.身体で感じたこと

この3つになります。

ですから逆を言えば、「目、耳、身体」を通して
得られた情報だけが現実ということなのです。

それ以外はすべて「妄想」なのです。

■悩みから抜け出すシンプルな方法

実はここに悩みから抜け出すヒントがあるのです。

私たちは、本来良くも悪くもない「現実」を

勝手に解釈したり、

マイナスに判断したり、

偏った意味づけをしたり

ネガティブな憶測を加えたり、

極端な思い込みをプラスしたりして、

「妄想」を作り出しているのです。

そしてその妄想裏には必ず

「◯◯してはいけない」

という価値観も潜んでいます。

・緊張しちゃいけない
・震えちゃいけない
・バカにされちゃいけない
・笑われちゃいけない

という価値観が強ければ強いほど
妄想もどんどん肥大化してしまいます。

そもそも価値観というのも、時代や国、
年齢や性別など、人それぞれバラバラです。

ですから、価値観そのものも「妄想」なのです。

私たちは、現実をありのままに
見ているわけではなく、

価値観という妄想を基準に、
さらなる独自の妄想を作り上げ、

その妄想に反応して
悩みを作り出しているのです。

いわば、自作自演的な要素が強いのです。

でも、なかなか自分では妄想に気がつかないのです。

「これは紛れもない事実だ!」
と思い込んで、どんどん深みにはまって行くのです。

こう偉そうに言っている私も、
日々妄想だらけです(笑)

自分で作り上げた妄想にビビったり
落ち込んだりすることも、いっぱいあります。

でも、深みにはまるまで妄想が肥大化することは
ありません。

妄想から簡単に抜け出す方法

があるのです。

まずそのための第一ステップは

自分に質問をする

と言うことです。

「自分の身に起きたことが、果たして現実か?それとも妄想か?」

と質問するのです。

そうすると、これまで「現実だ!」と思っていたことでも
案外「なんだ妄想じゃん!」と気付けることがあるのです。

そして気づけた瞬間に、悩みからスッと抜け出せるのです。

ぜひ実践してみてください。

次の記事ではもっと具体的に

「悩みから抜け出すシンプルな方法」

をご紹介します。

お楽しみに!




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